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365日世界のどこかで誰かが誕生日を迎えている 見ず知らずの誰かを祝う為に今日も酒をセレクトする
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中国の酒である
日本では中国の酒というと紹興酒だろう
これは白酒である
コーリャン もち米 うるち米 小麦 とうもろこしなどを原料としじっくりと発酵させる
正直この酒を紹介してしまうともう他の中国酒は紹介出来ないのではないかと思うほど突出している
『茅台酒』(貴州省)が有名だがそれを凌駕する
アルコール度数は52°と数字を見ても高いが実際はそれよりも強いと思う

以前中国に赴任していた時、宴会の席になると大体あの「カンペェ~」な儀式になるわけだが日本人にはどうもあの匂いがダメなようだ
口に近づけると同時に独特の匂いが鼻をつく
あれはカプロン酸エチルを主体とするエステル香なのだが中国ではこれが高いほど好まれる
香りと味の種類によって香型(シャンシン)という分類がなされているが五粮液はこの中でもトップクラスの濃香型に属する

私は最初から適応するタイプだったらしく中国の田舎の方に行くと労働者と共にマージャンを打ちながらドンブリでクピクピとやっていた
当然こんな高級酒ではなくメチルアルコールかよ!っていうたぐいのモノだったが

飲み方は舌で転がしてはならない
一気に咽奥に流し込み食道や胃が焼ける感覚を味わい鼻から抜く
この薫りがクセになるのだ

我が家には今から二十年程前に帰国する時にいただいた古酒がある
瓶の形も今とは違う
二本あったうちの一本はすでになく残る一本をなかなか開けられないでいる
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